抗真菌薬を用いたパルス療法の経過

白癬などの治療には、疾患の程度や部位によって内服薬や外用薬の抗真菌薬が用いられます。しかし、ドラッグストアなどで抗真菌薬を購入しては、中々経過も改善されず、苦労されている方もおられるでしょう。治療部位が足の指などの場所であれば内服薬や外用薬を通常の用法で用いれば、治療部位に薬効成分が十分に到達し、抗真菌作用が期待できるのですが、爪白癬など治療部位が爪であれば、薬効成分が十分に到達することができず、なかなか真菌を除菌できません。そこで、一度に服用する量を多くして、服用の休憩の期間を設けるというパルス療法が適応となる場合があります。また、内服薬はドラッグストアで購入することは出来ず、病院あるいは診療所を受診して処方されることによって手に入れることができます。爪への移行性が高い薬剤を用いて、1回200mgを1日2回食直後に1週間服用し、その後3週間服用を休憩します。これを1サイクルとして、3サイクル繰り返します。このパルス療法であれば、薬剤は高濃度で爪へ移行するため、一般的な用法比較して経過が良好です。しかし、この薬は脂溶性であるために食事の直後でなければ、薬効成分の吸収が不十分で、効果が上がらない点に注意が必要となります。また、他の薬剤の効果を増強するといった相互作用の多い薬ですので、治療の際には、医師または薬剤師に現在服用中の薬を正しく伝える必要があります。副作用は肝機能検査異常や、下痢や腹痛といった消化器症状が主となっており、適切に対処すれば重篤な副作用が発生することは稀です。上記のように、抗真菌薬のパルス療法は爪白癬等に良好な経過をもたらす可能性があり、選択に値する治療です。

水虫とは、真菌である白癬菌が皮膚に付着し、感染する病気です。そんな水虫に効くのが抗真菌薬。抗真菌薬にはさまざまな種類があり、一概にどれがいいかとは言い切れません。そこで、当サイトがあなたに合った抗真菌薬を見つける手助けができればと思います。

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